5. 雪となって積もる気持ち
mico* 2015個展
「はじまりのうた」


ささな硝子

硝子作家


Profile

酸素バーナーの炎で細く引いたガラス棒を溶かして繋いで
ちっちゃいものからちょっとおっきいものまで色々なかたちをつくっています。
素材となるガラスは試験管やフラスコなど、理化学器具と同じ硬質の耐熱ガラス。
繊細な見た目とはうらはらにしっかりとしたつくりになっています。
ガラスのきらきらな透明感とやわらかな軽さになごんでいただけたらと思いつつ
一点一点手づくりしています。

コラボについて

去年お客さんとして遊びに行ったmico*ちゃんの個展。
ゆったり素敵な時間を過ごさせていただきました。
そんな大好きなmico*ちゃんと作品を紡げることになって
お誘いのお手紙もらった初夏からずっと幸せかみしめてます。
日が流れ、風も涼しくなって空気も澄み渡ってきましたね。
ひんやりだけどあったかな雪をお届けできる日が近づいてきています。
mico*ちゃんの世界にわたしのガラスが溶け合うことができますように。

ささな硝子

mico*からのメッセージ*

ささなちゃんと会う時はいつも晴天
何か期待されているような
そんな天気なんです。

ガラスと金属の新しい組み合わせ。
今までガラスを留めたりしているけど
一体化する作品ははじめてです。

モチーフのこだわりも大切だけど
そもそもネックレスってものを
もっと新しくつくってみたいと
2人で試行錯誤しながらも作品をつくりました。

彼女と話していると
自分のなかにある 固定概念がとても自然と薄くなってきて
かたくなになっている頭の中がとてもスッキリとするんです。
いつもイメージを壊してくれる すごいひと。

彼女の作品は無垢で透明で
優しいひかりを集める。

そしてまだまだ
新しいひかりを放っていて
もっと新しいひかりをつくりだせる
その中には強い力も秘めていてすごく惹かれるんです。

ガラス作品は
ささなちゃんそのものだと思います。

積もっていく
私たちのひかりを
是非お楽しみに。

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